ランニングカルチャーの“今”を、ニューバランスで体感。「New Balance Running Deep Dive ーFuelCell SuperComp Elite v5」

『RUN.MEDIA』でイベントレポートを担当するのは私、走るタレント中村優です。
気になるブランドの展示会の模様やイベントなど、ランニングの最新の話題をブログ風にお届けしていきます(『RUN.MEDIA』を一緒に作っていく大田原さんと神津さんとの対談記事もぜひご一読ください!)。

イベントレポート第一弾では、ニューバランスの新作発表会「Fall&Winter 2025 Product Presentation」の様子をお届け! 今回の注目は、 ライフスタイルアパレルコレクションの〈NB GREY〉、そしてレース向けランニングシューズの最新モデル《FuelCell SuperComp Elite v5》をはじめとするニューバランスの秋冬の新作です。
日中はコレクションの展示会、夕方からは【New Balance Running Deep Dive】と称したニューバランスのランニングシューズの歴史、そして『FuelCell SuperComp Elite v5』について深く知るためのイベントが開催されました。



『NB GREY』は今年誕生したばかりのアパレルコレクション。 着心地の良さと機能性を兼ね備えたライフスタイルウエアが並びます。

一際カラフルなラックはランニングウェアのコーナー。 こちらのショーツはランニングに最適です。
ランニングウェアの中でも私が気になったのがこちら。


The Ultra Light Series——「より軽く、より速く、より自由に。」
レース用に開発されたランニングウェアなのですが、とにかく生地の薄さに驚かされます。 その軽さは着ているかわからないほどだとか。


白地にネオンカラーが映える!!

『FuelCell SuperComp Elite Series』
いわゆるレーシングシューズなので、その名の通りエリート向きのシューズです。デザインもソールの形状もどんどん進化していってますね。
さてここからが【New Balance Running Deep Dive】。

ニューバランスジャパンPR担当の小澤真琴さんから、ニューバランスのランニングシューズの歴史を追って製品ごとに説明してくれました。おもしろかったので全部ご紹介したいところですが、記事がものすごいボリュームになってしまうので今回は割愛させていただきます。
といいつつさらりと起源だけご紹介。
ニューバランスは1906年にボストンで矯正靴メーカーとして創業され、鳥の足のバランスから着想を得てアーチサポートインソールを開発。
「新しいバランス感覚をもたらす」ことがブランド名の由来となっています。

ここからは『FuelCell SuperComp Elite v5』をDeep Dive!
ニューバランスジャパン商品企画部の間宮葵さんの解説のもと、プロランニングコーチの黒川遼さんがトレッドミルで『FuelCell SuperComp Elite v4』と『FuelCell SuperComp Elite v5』を履き比べ。

まずは【FuelCell SuperComp Elite v4】
黒川コーチの感想は「着地衝撃は柔らかく、長く走れそう。」とのこと。 間宮さんのコメント 「反発弾性はもちろん、42.195km最後までエネルギーを持たせるクッショニングを意識しました。」

【FuelCell SuperComp Elite v5】
「v4はどちらかというと上に跳ねる感覚でしたが、v5は体をより前に運んでくれる印象。足の回転が速くなった感覚。力を出しやすくなった。」と黒川コーチ。
間宮さん 「v4よりさらに反発弾性を持たせることをポイントにアップデートしました。 エネルギーをより前へと加速させる新形状のカーボンプレートを搭載。ドロップは4mmから8mmに。 前足部にエネルギーをフォーカスさせ、より高い位置から落とすことによりエネルギーを増大させてくれます。 アウトソールは、より薄くて軽い、且つ摩耗性、耐久性がアップした新素材にアップデート。 グリップ性が良いので、スパイクのように地面をつかんでエネルギーを放出します。」
「スパイクの感覚をロードでも!」というアスリートの声から生まれたニューバランスのカーボンシューズ。 グリップ性が増し、よりスパイク感覚に近づいたのがFuelCell SuperComp Elite v5なんですね。

『FuelCell SuperComp Elite v5』は、フルマラソンで記録を狙うランナーに向けたトップモデルということで、私にはオーバースペックと思われますが試し履きさせていただきました。

手に持っただけでもその軽さを感じられますが、履いてみるとより軽さを感じます。 足入れしただけでも感じる反発性能がとても心地よくて、正直ジョグでも気持ちよく感じられますが、このシューズの真価は3分/kmで走った時こそ感じられるようです。 私はそのペースだと100mでバテますが(笑)、前へ前へとシューズが推し進めてくれる感覚は、走る楽しさを感じさせてくれます。
秋の大会に向けてレーシングシューズをお探しの方は、ぜひ試してみてください!

