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【ランニングアプリ徹底比較】あなたにぴったりのランニングアプリを見つけよう!アプリ専門家が4つのアプリの特徴的な機能や選び方をご紹介

Saliency

 ランニングシーズン到来!10月に入り快適にランニングできる日が増えてきましたね。今シーズンのマラソンに向けてトレーニングに力を入れ始めた方も多いのではないでしょうか。こんにちは、ライターのSaliency(サリエンシー)です。みなさんは、日々のジョギングやトレーニングを管理するためにランニングアプリを使っていますか?モチベーション維持やトレーニングの効率化のためにすでに利用している方が多いのではないでしょうか。今回は、アプリの開発経験が豊富な筆者独自の視点で4つのアプリを取り上げ、「こんな機能があったのか!」というユニークなものを中心にご紹介します。ランニングライフがさらに楽しくなるようにあなたにぴったりのアプリを見つけてみてください。

ランニングアプリの選び方

まず最初にランニングアプリを選ぶ際の注意点・選び方をご紹介します。ランニングアプリの基本的な機能は「エクササイズのデータを記録して管理する」という部分にあるため、データ(ランニングログ)をどのように取得するのかをまず最初に考えて頂くことをオススメします!

基本的にはどのランニングアプリにもデータの記録機能は備わっているので、「スマートフォンでアプリを起動して取得する」という方法が一番シンプルです。しかし、ランニングする時はスマホを持ち歩かないといった方やスマートフォンの充電が気になるといった方も多いのではないでしょうか。そんな人にチェックして頂きたい機能が「ランニングウォッチとのデータ連携」です。普段お使いのランニングウォッチとデータ連携しておくと、エクササイズ終了後に自動的にデータが反映されるのでとても便利です。お使いのランニングウォッチのメーカーによってはデータ連携が対応していないランニングアプリもあるため、対応しているアプリか必ず事前に確認しておきましょう。

さて、データの取得方法がクリアになったら、次に「あなたが、ランニングアプリに求めること」を考えてみましょう。筆者があらゆるランニングアプリを触ってみた結果、「モチベーション重視派」か「トレーニング効率重視派」かによって、オススメするアプリが変わるという結論にたどり着きました!

「モチベーション重視派」
エクササイズを続けるためにモチベーションを高く維持するサポートをしてほしい。友人・知人とエクササイズ情報をシェアしてお互いにモチベーションを維持したい。エクササイズ中にポジティブになれるようにコーチのような存在がほしい。というニーズをお持ちのかた

「トレーニング効率重視派」
少しでも効率的にトレーニングを積み上げたい。自分でエクササイズデータを分析したい。スキルアップのために最適なトレーニングプランを構築したい。というニーズをお持ちのかた

この記事では2つのスタイルごとにオススメするアプリをご紹介していきますので、自分がどちらのタイプかを考えながら読んで頂けますと幸いです!また、この後ご紹介するものはランニングウォッチメーカーが提供しているアプリではなく、サードパーティー製のものをご紹介していきますので、お使いのランニングウォッチの純正アプリ以外で何を求めるかという視点で考えてみても良いでしょう。

個性豊かなランニングアプリ4つをご紹介

それでは、4つのサードパーティー製のランニングアプリをご紹介していきます。

①Strava:ソーシャル機能でKudoを送り合う、ラン仲間と楽しむSNS

まず最初にご紹介するのが、Strava(読み:ストラバ)というアプリです。Stravaは90ヶ国以上から1億2千万人以上のユーザーが利用しているアスリート向けのSNSです。SNSという部分を全面に押し出しており、フォローしているユーザーのエクササイズ記録がタイムラインで表示され「Kudo(いいね)」を送ることができます。Stravaアカウントを持っているユーザー同士が一緒にエクササイズして記録すると、自動的に一緒にエクササイズしたことになってタイムラインに表示される機能などユーザー同士の繋がりやコミュニケーションが生まれやすい設計になっています。ラン仲間を作って一緒にエクササイズを楽しんだりモチベーションを高め合いたい「モチベーション重視派」のかたにオススメのアプリケーションです。頑張ってエクササイズした後に、「称賛、賛辞」を意味するKudoを受け取るのはすごく気持ちが良くて嬉しいので次も頑張ろうと思えること間違いなしです!

②Nike Run Club:”Just Do It” の精神でモチベーションを刺激してくれるアプリ

次にご紹介するのが、誰もが知る有名スポーツブランドNIKEから提供されている「Nike Run Club」です。”Just Do it”というキャンペーンメッセージが象徴的ですが、世界中のアスリートにインスピレーションとイノベーションをもたらすことをミッションに掲げているブランドです。そんなNIKEが提供する「Nike Run Club」はブランドを体現する力強いデザインで構成されています。エクササイズの記録をお洒落にSNSなどにシェアしたい人にとっては注目しておきたいデザイン性です。また、このアプリの特徴は「自己啓発コンテンツ」と「豊富な音声ガイドランコンテンツ」が用意されていることです。今週のヒントとして提供される読み物コンテンツは学術的な根拠を基に紹介されており、エクササイズモチベーションを向上させてくれる手助けになること間違いなしです。また、ランニング中に音声でサポートしてくれる音声ガイドランのコンテンツが豊富なのも特徴的です。初心者向けの短い距離のものから上級者向けのインターバルトレーニングなどメニューも豊富でランニング中のモチベーション維持に役立つでしょう。

③ASICS Runkeeper:最強のトレーニングプラン!PB更新のための虎の巻を作ってくれるアプリ

トレーニング効率重視派のランナーにオススメしたいアプリがアシックスの提供する「ASICS Runkeeper」です。特に、トレーニングメニューは本格的でサージ、ショートファートレック、プログレッション、ラダー ファートレックなど陸上競技未経験の筆者にとっては聞き慣れないメニューが並んでおり、メニュー詳細を読むと目標を達成するために非常に綿密に組まれた計画であることが分かります。マラソンなどでPBを更新し続けるために努力されている方にとっては強い味方になること間違いなしです。

④adidasランニング:日々のエクササイズで貯めたポイントでオトクな特典をゲット

最後にご紹介するのが、「adidas ランニング」です。このアプリの特徴はランニングするごとにadiClubポイントが貯まる仕組みがあることです。貯めたadiClubポイントは、限定アイテムの抽選の応募やアディダスの商品特典と交換できたりし、アディダス商品が好きなランナーにとってはとても嬉しい機能となっています。コミュニティ機能も充実しており、アディダスの主催するイベントやランニングコミュニティに参加したい方はぜひダウンロードしてみてはいかがでしょうか。

以上、アプリの開発経験が豊富な筆者独自の視点で4つのアプリを紹介してみました!

こうやって並べてみると、同じカテゴリのランニングアプリとはいえ、それぞれに特徴があり面白いですね!少々マニアックな機能の紹介となってしまったかもしれませんが、興味を持った機能やアプリがあればぜひお試しください。スポーツの秋、ランニングの秋、シーズン到来です!トレーニングのお供に新しいアプリを取り入れてさらに楽しいランニングライフを送ってみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人
Saliency
Saliency
足裏ローカーリズム主宰|フリーライター
1995年滋賀県生まれ、神奈川県逗子市在住。コロナ禍にトレイルランニングに出会い近くの山を走るように。奥信濃100(2023) / SFMT100K(2023,2025) / 二の鳥居100(2024)などに参戦。ウォーキングゲームアプリ「HEALTHRE(ヘルスリー)」の事業開発に従事する傍らフリーランスとして記事執筆などをおこなう。
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