カルチャー

走るなら「土曜の夜」一択!冬の横浜・みなとみらい、ゴールは「狂ったセブン」。

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寒さが厳しいこの季節。「外を走るのが億劫だな……」なんて思う日もありますよね。 そんな時、私はホームタウンの鎌倉を飛び出し、電車で40分の「横浜・みなとみらい」へ向かいます。

なぜなら今の時期の横浜は、街全体がイルミネーションで輝き、特に「土曜日の夜」にはランナーにとって最高のサプライズが用意されているから。 なぜ土曜なのか? そしてゴールに待つ「狂ったセブン」とは? 寒さを忘れるほどの絶景と最高のビールを目指して走る、大人のナイトランへご案内します。

この記事を書いた人:トレイル
鎌倉在住。「鎌倉スロートレイル」やランニングコミュニティを主宰するトレイルガイド。 普段は山を走ることが多いですが、冬の夜は空気が澄んだ横浜でのロードランも大好物。 信号が少なく、景色が次々と変わるみなとみらいは、LSD(長くゆっくり走る)にも最適なコースです。

街全体が光のアート。まるでランウェイな「グランモール公園〜万国橋」

スタートは桜木町駅やみなとみらい駅から。 まず目指すのは、横浜美術館の前に広がる「グランモール公園」です。

ここは幅の広い歩行者専用の遊歩道が約700mも続いており、ランナーにとっては最高の「滑走路」。 冬の時期はケヤキ並木のイルミネーションが美しく、両サイドの商業施設の灯りと相まって、光のトンネルをくぐっているような高揚感があります。

公園を抜けたら、帆船日本丸が停泊するメモリアルパークへ。 ライトアップされた「日本丸」と、背後にそびえるランドマークタワーの共演は、横浜ならではの風景。「これぞ横浜!」という景色の中を駆け抜けていきます。

そして、海側へ向かう途中に渡るのが万国橋(ばんこくばし)。 ここから望む、みなとみらい全景(ランドマークタワーと大観覧車)の夜景は圧巻の一言。 水面に映る光の中を走れば、自分がドラマの主人公になったような気分に(笑)。実際にドラマの撮影をしてるタイミングに遭遇したこともあります……!

なぜ「土曜の夜」一択なのか? ランの途中で見上げる「5分間の花火」

そして、この時期(1月〜3月)に走るなら、平日は一旦忘れて「土曜日の夜」を狙ってください。 その理由は、横浜港で行われている「横浜ナイトフラワーズ2026」。なんと週末に5分間だけ花火が打ち上がるのです。

◆今後の打ち上げスケジュール(19:00〜19:05)

  • 1月31日(土) @大さん橋
  • 2月7日(土) @新港ふ頭
  • 2月14日(土) @新港ふ頭
  • 2月21日(土) @大さん橋
  • 2月28日(土) @大さん橋
  • 3月21日(土) @大さん橋

(※天候等により変更の可能性あり)

19:00に合わせてコース上のビューポイント(赤レンガ倉庫付近など)に到着すれば、ランニングの足を止めて冬の夜空に咲く大輪の花を楽しめます。 たった5分間ですが、この「偶然居合わせた感」が、ナイトランの特別感を何倍にも高めてくれます。これこそが、「土曜一択」の理由です。

【大さん橋】海に浮かぶ「ウッドデッキの山」を攻略せよ

フラットなコースのアクセントとして外せないのが、国際客船ターミナル「大さん橋」です。 海に突き出した巨大なウッドデッキなのですが、ランナー目線で見ると、ここは「適度な起伏がある山」。

緩やかなスロープや階段を駆け上がって屋上の広場(くじらのせなか)へ。 ウッドデッキの柔らかい感触は着地衝撃を和らげてくれるので、ロード用のシューズでも快適に走れます。 そして頂上から見る360度の夜景は、まさに絶景。みなとみらいのスカイラインを海側から一望できる特等席です。

ゴールはハンマーヘッド。「狂ったセブン」で最高の乾杯を

大さん橋で心地よい海風を浴びたら、いよいよゴールへ。 目指すのは商業施設「横浜ハンマーヘッド」……の1階にある、セブン-イレブンです。

実はここのセブン、一部のファンの間では愛着を込めて「狂ったセブン」と呼ばれています。 その理由がこちら。

コンビニの常識を覆す、壁一面を埋め尽くす数百種類のクラフトビールの品揃え! 日本全国のクラフトビールから、横浜のローカルブリュワリー、海外のレアな缶まで、とにかく「選べないほど」並んでいます。

ここでお気に入りの1本とおつまみを買い、目の前のハンマーヘッドパークのベンチへ(※防寒はしっかりと!)。 海風を感じながら、走った体に染み渡るビール。 これ以上の「週末の贅沢」があるでしょうか?

私も大好きで何度も通って、たくさんのクラフトビールを飲みました(笑)

光の中を駆け抜け、花火を見上げ、最後は最高のビールで締める。 そんな「大人の夜遊び」ができるのは、冬の横浜・みなとみらいだからこそ。 次の土曜日は、ランニングシューズを持って横浜へ出かけてみませんか? きっと、寒さなんて吹き飛ぶような楽しい夜が待っています。

この記事を書いた人
トレイル
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鎌倉トレイル・プロデューサー / Webディレクター
鎌倉を拠点に活動するランニングコミュニティ「二の鳥居グループラン」主宰 / 非日常体験トレイルツアー「鎌倉スロートレイル」主宰 / Webディレクター
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