ギア

夏ランの必携アイテム!サングラスをかける理由と選び方

神津 文人

夏は気温が高くなると同時に、紫外線も強くなる季節。夏場は水分補給がより重要になるように、快適なランニングライフを送るためには紫外線対策も欠かせません。みなさんは、ランニング用のサングラスを持っているでしょうか。どうしてランナーにサングラスが必要なのか、そしてどのようにして選べばいいのかをオークリーストア 渋谷の店長、坂本亮太さんに聞きました。

坂本亮太さん(オークリーストア 渋谷 店長)

紫外線から眼を守り、眼病を予防!

日焼けの原因になる紫外線は、肌だけでなく眼にもダメージを与えるもの。だからこそ、サングラスで保護する必要があるのです。

「サングラスをかけて眼に入る紫外線をカットすることは、白内障や角膜炎といった眼病の予防になります。もちろん、眩しさ、眼精疲労を抑制することにもつながります」

サングラスをかけなかったからといって今すぐに白内障になるわけではありませんが、将来的なことを考えると紫外線対策はするべきでしょう。特に走ることが日々の習慣になっているランナー、レースやトレーニングで屋外を長時間走ることがあるランナーはランニング用のサングラスを1つは持っておきたいところ。

「紫外線をカットするだけでなく、サングラスは物理的に眼を守ってくれるものでもあります。ランニング中に風が眼に入ってこないのでドライアイの方にもおすすめですし、万が一近くを走っていた自動車やバイクのタイヤが小石を跳ね上げたときにもオークリーのサングラスをかけていれば安心です。オークリーのレンズは、散弾銃で撃っても割れないほどの優れた強度を備えているので」

特に夏場は公園や河川敷、トレイルを走っていると虫が眼に入ることがありますが、サングラスをかけていれば問題ありませんね。

オークリーのサングラスがアスリートに選ばれる理由

さまざまなメーカーがスポーツ用のサングラスをリリースしていますが、オークリーのサングラスは多くのアスリートに支持されています。その理由はどこにあるのでしょうか。もちろん、前述したレンズの耐衝撃性の高さも選ばれる理由の1つ。野球やゴルフのボール、小石などから眼を守ってくれるからです。

「半永久的に紫外線をカットしてくれる点も、オークリーのサングラスの特徴です。サングラスには、レンズの上にフィルターを貼っただけのもの、レンズでフィルターを挟んだものなど、さまざまな構造のものがあります。レンズにフィルターを貼っただけのものですと、ちょっと傷がついただけでも紫外線が入ってくるようになってしまいますし、フィルターをレンズで挟んだものもフィルターの劣化によって紫外線のカット率が低下します。ポリカーボネート製のオークリーのレンズは、樹脂の時点で紫外線をカットする素材が練り込まれているので、仮に細かい傷がついたとしても機能が低下しないのです」

紫外線カット機能が低下してしまっているサングラスや、そもそも紫外線カット機能のないサングラス(レンズの色の濃さと紫外線カット効果は無関係)をかけると、視界が暗くなり瞳孔が開くにも関わらず紫外線に対して無防備な状態なので、裸眼のときよりもダメージが大きくなってしまうそう。ちなみに、表面のみをコーティングしたものの場合、数年で紫外線カット機能は劣化してしまう場合がほとんどのようです。

歪みのないクリアな視界も、オークリーのサングラスの魅力です。

「肉眼ではわかりにくいかもしれませんが、オークリーのサングラスはカーブに合わせてレンズの厚みが変えられていて、どの角度からも光が真っ直ぐに入るようになっています。また、不純物を極限まで減らしたポリカーボネートを使っていることもあって、歪みが発生しません。サングラスを通してゴルフボールや遠くの目印などの対象物を見ると、裸眼で見た時と位置が違って見えたという経験をしたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、オークリーのサングラスであればそういったことが起こらないのです」

視界に歪みのあるサングラスをかけていると、その歪みを補正するために眼と脳が必要以上に働き続けることになります。サングラスをかけて運動をするといつもより疲れると感じている場合、もしかしたらレンズに原因があるかもしれません。

もちろんフィット感も快適です。

「スポーツタイプのサングラスの多くはノーズとテンプルの部分にアンオブタニウムという特許素材が使われているのですが、この素材は汗や雨などで濡れると水分を吸収してよりフィット感が増すんです。上下動が多く汗をかくランニングには最適だと思います」

ランナーにおすすめしたいサングラス5選

「Stunt Devil(スタント デビル)」

「スタントデビルは、テンプルの先端部分がアヒルの足のような形状になっているのが特徴です。本来、サングラスは耳の上のあたりでフィットするものなのですが、耳の後ろのあたりでフィットすることで、長時間着用していても疲れにくい、なおかつズレにくいモデルとなっています。着用したまま競技を行う棒高跳びの選手もいますし、スタントマンの方がバク宙などの動きをした際にもズレません。とてもフィット感に優れたモデルで、もちろんランナーにも人気です」

「Stunt Devil」39,600円(Prizm 24k レンズ)

「Stunt Wing(スタント ウイング)」

「“ガチ勢”といった言葉がマッチするかなと思うのですが、スタント ウイングの最大の特徴はテンプルバンド。このテンプルバンドが頭部を包み込むようにしてフィットするのですが、顔や頭の形を問わず自分用にカスタマイズされたかのようなフィット感が味わえます。折り畳めないので持ち歩く際に嵩張るという難点はありますが、それを上回るメリットがあるモデルではないかと思います。ソフトで快適なクセになるフィット感をぜひ一度体感して頂きたいです」

「Stunt Wing」56,320円(Prizm Ruby レンズ)

「Actuator(アクチュエーター)」

「アクチュエーターは、カジュアルなランナーをターゲットに開発されたモデルです。シンプルなデザインで、ランニングシーンだけでなく日常使いもしたい人という人に特におすすめです。テンプル部分にワイヤーが入っていて、フィット感を調整できるのも特徴です。ランニングのときは少しタイトなフィットに、日常使いのときは少しルーズにといったことが可能です。2枚レンズのタイプは度付きのレンズを入れても違和感がないので、スポーツ時に度付きのサングラスをかけたいという方にもアクチュエーターはおすすめですね」

「Actuator」41,580円(Prizm Sapphire Polarized レンズ)

「RSLV Lite(リゾルブ ライト)」

「リゾルブ ライトは、広い視界と軽やかな掛け心地が特徴です。トレイルを走るランナーの方におすすめしたいのが、トレイルトーチ(Trail Torch)というPrizm レンズとの組み合わせです。実際に掛けて頂くとわかりやすいのですが、明るめのレンズなので草木に囲まれた場所でも安心ですし、Prizm レンズテクノロジーによって足元のコントラストがはっきりして、石や木の根などが見分けやすくもなります」

「RSLV Lite」37,730円(Prizm Trail Torch レンズ)

「Eye Jacket Redux(アイジャケット リダックス)」

「元々はファッションユースのモデルだったのですが、確かなグリップ力と個性的なデザインが支持され、ランナー、トレイルランナーの人気が高まっているのが、アイジャケット リダックスです。特に若い世代を中心にトレンドになっている注目作です」

「Eye Jacket Redux」30,580円(Prizm Grey レンズ)

気になるサングラスは見つかったでしょうか。オークリーのサングラスはオフィシャルのECサイトで購入することができますが、やはり実際に店舗に足を運んで試着するのがおすすめです。フレームはもちろんですが、レンズもさまざまなタイプ、カラーが用意されています。ロードもトレイルも走る、タウンユースでも使いたい、クルマの運転時にも使いたい、ランニングだけでなくサイクリングやゴルフ、野球など別の競技でも使いたいなど、使用シーンをスタッフに伝えることで(もちろんカラーの好みも!)、自身のライフスタイルに最適な一本を選ぶことができるはずです。

この記事を書いた人
神津 文人
神津 文人
フリーライター
2013年にフリーライターとなって以来、健康とフィットネス、シューズのテクノロジーを中心に「Tarzan」「GIZMODO」「FashionTechNews」「Runners Pulse」などで執筆。『RUN.MEDIA』では、ブランドヒストリーやシューズの開発ヒストリー記事を担当。
記事URLをコピーしました