2025.12.02

【中村優のイベント潜入レポート】MIZUNO RUNNING渾身の新作「HYPERWARP」

中村優

MIZUNO RUNNINGの新作ランニングシューズ「HYPERWARP（ハイパーワープ）」が12月19日に発売されます。
発売に先駆けてメディア向けに開催された発表会＆体験会に参加してきました。

イベント会場入り口には、MIZUNO RUNNINGの技術を体感できる展示がありました。
反発、安定、軽量、それぞれZONEに分かれてミズノのモノづくりへの向き合い方が分かる展示となっておりました。

約137gは、持っているのが靴だと信じられないような軽さです。

ワープしているかのような空間を抜けたらいよいよHYPERWARPとのご対面です。

“まるでワープするような速さでレースシューズシーンを変える“シューズが「HYPERWARP」。 HYPERWARPは、PURE、ELITE、PROの3モデル。

HYPERWARP PURE

約137gの超軽量トップモデル。
ミッドソールは『MIZUNO ENERZY XP』のライトウエイトバージョン。
アッパーには『軽量ウーブンアッパー』を使用し、軽量化とフィット感の向上を追求。
さらに『SMOOTH SPEED PLATE』を搭載することで、軽量性と安定性を両立しています。

HYPERWARP ELITE

軽量性・反発性・安定性のバランスモデル
ミッドソールは、『MIZUNO ENERZY XP』のライトウエイトバージョンと、従来の『MIZUNO ENERZY XP』を採用。上下のミッドソール材を異素材にすることで、反発性と安定性を高次元で両立。
『軽量ウーブンアッパー』および『SMOOTH SPEED PLATE』も「HYPERWARP PURE」同様に搭載。重さは約170g。

HYPERWARP PRO

高い反発と安定性を重視したモデル
ミズノ独自のソール構造『SMOOTH SPEED ASSIST（スムーズスピードアシスト）』を採用し、より効率的なスピード走行をサポート。
ミッドソールには従来の『MIZUNO ENERZY XP』を全面に使用。プレートにはカーボン強化ナイロンプレートを採用し、長距離でも安定した推進力が持続。
重さは約200g。

ゲストによるトークセッションも。
左からGMOインターネットグループ・嶋津選手、ヤクルト・高久選手、東京国際大学・菅野選手、小柴選手、城西大学・金子選手、本間選手。

10/26に開催された全日本大学女子駅伝では、金子選手と本間選手が「HYPERWARP」を着用し共に区間新記録を樹立。城西大学が25年ぶりに優勝を飾りました。

トークセッションの後は、選手の皆さん先導の元、「HYPERWARP」の体験会が行われました。

私が履いたのは「HYPERWARP ELITE」。
足入れした瞬間に、「何?!この足に吸い付くようなフィット感！」と衝撃を受けました。
極薄のアッパーなのに足を包み込むサポート力があり、弾む履き心地で早く走り出したくなりました。

速さ別に3チームに分かれるということで、もちろん私は一番ゆっくりペースのチームを選びましたが、それでも1km4分半。ついて行けるか不安になりながらも、このシューズならいけそう、と思わせてくれる頼もしさがあります。

実際走り出してみるとどんどん足が回る回る。カーボンに走らされる感覚もなくスムーズにスピードに乗れます。
カーボンプレート入りシューズというと、結構なスピードを出さないと安定感が出ないことがありますが、1km4分半でも着地の安定感を感じられました。
選手たちもレースで使えるエリート向けのシリーズですが、私もリレーやスピード練習の時に使えそうだなと思いました。ぜひ「HYPERWARP」のWARPするような走りを体感してみて欲しいです！